【偽サイト】警視庁をかたる偽オンライン相談の詐欺手口と対策
インターネットを利用している最中に、まさか本物そっくりの警察署のホームページに誘導されるとは、誰も想像しないのではないでしょうか。近年、警察官や公的機関を装って巧みに金銭をだまし取る手口が巧妙化しており、今回新たに警視庁の公式サイトを模した偽サイトおよびオンライン相談を悪用した手口が確認されました。本物の警視庁は「うちはやりません」と注意を呼び掛けており、一般の利用者が巻き込まれる危険性が高まっています。当ブログでは、今回の巧妙な詐欺手口の全貌と、安全に身を守るための具体的な対策について詳しく解説していきます。
詐欺の概要と注意喚起
今回確認された偽サイトは、警視庁の公式ホームページをほぼそのままコピーして作られた悪質なもので、7月ごろから9月上旬にかけて9件が発見されました。警察官をかたってLINEなどのSNSへ誘導し、偽の警察手帳や逮捕状を見せつけて現金を振り込ませる特殊詐欺の新たな入り口として利用されています。特に注意すべきなのは、実在しないオンライン相談のビデオ通話機能を組み込んでいる点で、信じ込ませるための巧妙な演出が施されています。
詐欺情報のポイント
情報源に応じた要点
警視庁によると、今回の事案では東京都大田区の50代女性が実際に被害に遭いかけた事例が報告されています。8月下旬、自宅に中央郵便局を名乗る不審な電話があり、「あなたの名前で送られた荷物に違法薬物が入っている」と告げられた後、この偽サイトへ誘導されました。女性はオンライン相談のビデオ通話機能を使って「中央警察署員」を名乗る人物から警察手帳のようなものを見せられ、なんと4時間にわたって会話を続けさせられました。最終的に女性がトイレのために席を外した隙に通話が切れ、不審に思った本人が最寄りの警察署に確認したことで、詐欺であることが発覚しました。
詐欺の手口と特徴
詐欺サイトの共通点 / 手口の特徴
今回の偽サイトにおける最大の特徴は、公式ホームページとうり二つの見た目に騙されてしまう点にあります。トップ画面上の「行政手続オンライン」をクリックするとオンライン相談の画面が現れ、そのままビデオ通話へと誘導される仕組みになっています。警察官を名乗る人物が画面越しに警察手帳や偽の逮捕状を提示して心理的なプレッシャーを与え、 現金を振り込ませる という巧妙な流れを作り出しています。公式HPでは苦情や要望を受け付けるメール案内はあっても、ビデオ通話機能による相談などは一切行われていないため、ここを見極めることが重要です。
被害の流れと典型パターン
騙されるポイント
この詐欺の典型的なパターンは、まず郵便局や通信事業者、行政機関などを装った電話から始まります。「未納料金があります」「犯罪に関わっています」などの不安を煽る嘘の理由で心理的な動揺を誘い、その後に 「確認のために警察のオンライン相談へつなぐ」 と言って偽サイトへ誘導します。画面上で本物らしい制服姿や警察手帳を見せられることで、被害者はすっかり本物の警察官であると信じ込んでしまいます。長時間のビデオ通話によって思考力を奪われ、最終的に指示通りに 現金を振り込む または指定口座へ送金させられてしまうのが恐ろしいポイントです。
安全に対処する方法
絶対にやってはいけない行動
警察などの公的機関を名乗る人物からビデオ通話を持ちかけられたり、お金の振り込みを要求されたりした場合、 絶対にその場で指示に従わない ことが最も重要です。また、相手から指示されたURLを安易にクリックしたり、不審な電話の相手とそのままビデオ通話を続けたりすることは 絶対にやってはいけない危険な行動 です。少しでも怪しいと感じたら、 一度電話を切ってURLを確認する とともに、自分で警察の公式代表番号や最寄りの警察署に直接連絡して事実確認を行いましょう。
まとめ
警察がオンラインでビデオ通話をしたり、直接現金を振り込ませたりすることは一切ありません。今回発覚した偽サイトのように、私たちの身の回りには巧妙な手口を使った詐欺が常に潜んでいます。少しでも不安を感じたときは、一人で抱え込まずに家族や周囲の人に相談し、最寄りの警察署や消費者ホットラインへ速やかに連絡するように心がけましょう。日頃から不審な情報に対するアンテナを張ることで、自分自身の大切な財産をしっかりと守っていきましょう。
※本記事は以下のサイトを参考に作成しています:https://news.yahoo.co.jp/articles/133179fd38ef061bad9bea02479bf1a086b2dc41