【投資詐欺】金塊を買わせる特殊詐欺が急増!巧妙な手口と被害を防ぐ対策
近年、さまざまな手口で大切な資産を奪い取る悪質な投資詐欺や特殊詐欺が後を絶ちません。中でも、金地金(ゴールド)を購入させてだまし取る特殊詐欺の被害が全国で急増しており、警察庁が取扱業者に対してチェックリストを配布するなど、異例の対策に乗り出しています。金価格が高騰する今、誰もがターゲットになる危険性があるため、最新の手口を知り、しっかりと対策を講じることが重要です。
詐欺の概要と注意喚起
警察庁の発表によると、2024年1〜6月の金地金関連の詐欺被害額は81億3,000万円にのぼり、昨年1年間の計60億2,000万円をわずか半期で大きく上回りました。1件当たりの平均被害額は約5,250万円と、特殊詐欺全体の平均の約10倍にも達しています。金融機関での通常の送金とは異なり、モニタリングの仕組みがなく持ち運びが容易である点が、詐欺グループに狙われる大きな理由となっています。
詐欺情報のポイント
情報源に応じた要点
今回の事案の大きなポイントは、被害の3分の2にあたる約53億円が、捜査を装うニセ警察詐欺によるものであるという点です。「あなたの口座が犯罪に利用された」などと脅し、「金塊で送れば調査が早く済む」と信じ込ませます。さらに、SNS型投資詐欺においても「投資金に充当する」という名目で金を購入させる手口が横行しており、被害の約9割が60代以上の高齢者に集中しているのが大きな特徴です。
詐欺の手口と特徴
詐欺サイトの共通点 / 手口の特徴
犯人グループは、購入させた金地金を玄関先や公園のベンチなど指定の場所に置かせ、海外から雇われた外国人の回収役などに回収させます。通信販売で金を買わせ、指定の場所に配送させる手口も確認されています。被害者は犯人側に買い方や業者を細かく指示されることが多く、「投資目的と言うように」と口裏合わせを強要されるケースも目立ちます。
被害の流れと典型パターン
騙されるポイント
被害者が騙されていく典型的なパターンとして、まず「警察官」や「検察官」を名乗る人物から突然連絡が入ります。そして、口座凍結などの不安を煽り、信用させます。次に、調査費用や身の潔白を証明するための名目として、金地金の購入を指示します。最後に、自宅や指定場所への放置、あるいは配送を指示され、まんまと金塊を奪い取られてしまうという流れが一般的です。
安全に対処する方法
絶対にやってはいけない行動
警察や公的機関、SNSで知り合った投資家から、急に「金(ゴールド)を購入するように」と言われた場合は、絶対に指示に従って金を購入してはいけません。もし少しでも怪しいと感じたら、自分で判断せず、最寄りの警察署や警察相談専用電話「#9110」、または消費生活センターへすぐに相談してください。また、取引の際には家族や周囲の人に必ず相談する習慣をつけましょう。
まとめ
今回の投資詐欺は、巧妙な言葉巧みに被害者を追い詰め、高額な金地金をだまし取る非常に悪質な手口です。警察庁や販売業者によるチェックリスト導入などの水際対策が進められていますが、最も大切なのは私たち一人ひとりが「怪しい話には乗らない」という防犯意識を持つことです。少しでも不審に感じたら、手を止めて警察に通報するなど、冷静な行動を心がけましょう。
※本記事は以下のサイトを参考に作成しています:https://news.yahoo.co.jp/articles/a7d5fa17155345fd890c985db3941bdf828efc72