詐欺サイトの見分け方。オンラインショップのネット通販に注意!
katsuです。
この「詐欺情報をまとめるブログ。」では、これまで主に詐欺サイトそのものの情報を掲載してきました。その数25店舗名分。詐欺サイトは同じ店舗名がかなりありますので、URL数でいうとかなりの数にのぼります。そしてまだまだ掲載していない情報もたくさんあります。
このあたりで一度、詐欺サイトの見分け方をしっかりまとめておきたいと思います。ネット詐欺を専門で扱うサイトですら、間違った情報が記載されている場合もありますので、この記事でしっかりと確認してください。
そして「このサイトは詐欺なのかな?」と迷いながらこの記事を読んでいただいているあなた。
詐欺かどうかをしっかり判断してくださいね!そしてぜひ詐欺情報をコメント欄に残していただきたいです。少しでも詐欺被害を減らすため、ご協力をお願い致します。
ネット通販詐欺サイトの誤った見分け方
ネットでいろいろなページを見ていると「こんなサイトに注意!」というような記事を結構見かけます。しかし、その内容が正しいかどうかというと微妙です。最も危険な誤情報を3種類、まずは伝授しましょう。
URLに意味のわからない文字列が使われている
『詐欺サイトは意味のないデタラメなURL(例:asd4fk5feo9.○○のような感じ)が使われている場合が多い』はウソです。
確かに詐欺サイトは同じURLでころころと店舗名が変わります。定期的にサイトの中身が丸々入れ替わるのです。そのため店舗名をURLにしている場合はほとんどありませんが、例えば「store.online」のように一見何も問題が無さそうなURLはたくさんあります。URLを見ただけでは詐欺サイトと判断できませんので注意しましょう。
あまり見かけないドメインが使われている
『詐欺サイトは「.xyz」や「.online」など、あまり見かけないドメイン(URLの末尾)が使われている場合が多い』はウソです。
いや、こちらは本当といえば本当、ウソと言えばウソです。確かにこういったドメインが使われている場合は多いです。しかし、必ず見かけないドメインが使われるかというとそうではありません。ブログを運営しているとわかりますが、「.xyz」や「.online」というドメインは普通に誰でも取得できる一般的なドメインです。取得できる金額が安いというだけです。
つまり、詐欺サイトが年間数百円追加投資し、よく見かけるドメインを取得する場合も十分にあり得るということです。ドメインでの安易な判断は避けましょう。
httpsで始まるURLになっていない
『詐欺サイトは「http」から始まるサイトが多い』はウソです。
「https」のように「s」が付いているサイトは信用できるサイトで、詐欺サイトは「s」が付いていない場合が多いという完全な誤情報です。逆に今はほとんどのサイトで「https」が使われています。この「https」というのはSSL認証されたサイトという意味なのですが、実は簡単に認証ライセンスを取得することができるのです。
「http」で開こうとすると自動的に「https」サイトに飛ばされ(常時SSL化といいます)より信用を仰ごうとするサイトもありますので要注意です。
ネット通販詐欺サイトの特徴と見分け方
では、次に詐欺サイトの特徴と見分け方です。実は僕のブログの本家「活ノート」で既に特徴をご紹介しているのですが、その適合率は9割以上です。それだけ、現在流行りの詐欺サイトは同じフォーマットが使われているということです。それでは改めて、その特徴をお伝えしましょう。
「会社概要」のページフォーマットが共通
不思議とこのフォーマットが使われている場合がほとんどです。
このように表にまとめられている場合が多いです。また、ごくまれですが会社情報を全く記載していないサイトもあります。
「支払方法」「お問い合わせ」のフォーマットが似ている
まず「支払方法」のページですが、なぜかこちらの文章がよく使われています。
サイトにユーザー登録しなくても、メールをもらえれば振り込みのみで商品販売対応しますよ、ということが書かれています。そしてお問い合わせフォーマットがこちら。
このように「名前」「メールアドレス」「メッセージ」を書かせるページがほとんどです。
日本語がたどたどしい
こちらは「よくある質問」のページです。サイトによってはあったり無かったりするページです。そしてなぜかこのページだけは日本語がたどたどしい場合が多いです。
その他の特徴
他には、思いつく限りでこんな特徴があります。
・店名ロゴと経営者が別の名前
・店名ロゴ名が平凡、または読みづらい
・購入するときに会員登録が必要
・会員情報を消すことができない
・支払い方法は一見いろいろ選べそうで実際には振り込みのみ
・注文すると個人名でメールが届く。そして振込先口座も個人名。更にこのふたつの名前はアンマッチ。
さいごに
さて、以上が通販詐欺サイトの特徴、そして見分け方です。
ただし、これらはあくまで参考です。
これまでは十分なデータからこういった特徴がありましたが、全く異なる詐欺サイトでは通用しませんし、今後そういった新たなサイトが登場する可能性は十分にあります。
しかし、なぜサイトが似通ってしまうのかは謎です。あまりに膨大な商品が準備されていますし、こういった詐欺サイトフォーマットがどこかで拡散されているのかもしれません。そして常に商品ページを作る職人がいるのでしょうか。
今後も情報を常に更新し、少しでも詐欺サイトによる被害を減らしていきたいと思います。ぜひ情報提供、そして情報拡散のご協力をお願い致します!