【偽アプリ・偽サポート】TikTokを装う偽アプリで不正送金被害!手口と対策
ネットやSNSを利用している際、思わずクリックしたくなるような魅力的な広告や、話題のサービスの別バージョンを見かけることはありませんか?愛媛県内では、動画共有サービスを装った偽アプリをダウンロードさせ、スマートフォンを乗っ取って銀行口座から勝手にお金を引き出す悪質な不正送金被害が急増しています。こうした詐欺は誰の身にも起こり得る身近な脅威となっており、正確な知識と事前の対策が何よりも重要です。
詐欺の概要と注意喚起
愛媛県警の発表によると、今年8月から10月までのわずか3ヶ月間で、偽アプリを使った同様の被害が27件確認されており、被害総額はおよそ730万円にのぼっています。1件あたりの最大被害額は約95万円にも達しており、被害は深刻化しています。犯人グループはSNSの広告などを経由して巧妙に偽アプリをインストールさせ、裏側で不正プログラムを仕込んでスマホを自由自在に操るという卑劣な手口を使っています。公式ストア以外の場所からアプリを入れることは絶対に避けましょう。
今回の詐欺情報のポイント
情報源に応じた要点
今回の事件の大きな特徴は、誰もが知る有名サービスの名前を悪用している点です。今年8月上旬、県内に住む60代の男性が「TikTok」を装うSNS広告から「TikTok18+」という偽のアプリをダウンロードしてしまいました。このアプリはTikTokのアダルトバージョンを謳うものでした。さらに、警察の調査では動物と会話ができると謳う「Pet Vox」という別の偽アプリの存在も確認されており、様々な切り口でユーザーを罠にかけようとしています。
詐欺の手口と特徴
詐欺サイトの共通点 / 手口の特徴
今回のような偽アプリによる被害では、ダウンロードした時点で不正プログラムが一緒にインストールされてしまう点が最大の特徴です。このプログラムにより、犯人側から被害者のスマートフォンが遠隔操作できるようになってしまいます。その結果、持ち主が気づかないうちに銀行口座から見知らぬアカウントへ勝手に不正送金が行われてしまうのです。SNSの広告や検索エンジンの広告から、公式ではない怪しいサイトへ誘導されてアプリをインストールさせられるケースが後を絶ちません。
被害の流れと典型パターン
騙されるポイント
被害者が騙されてしまう典型的なパターンは、まずSNSなどで「ここでしか手に入らない」「限定の機能が使える」といった興味をそそる広告を目にすることから始まります。次に、公式のアプリストアとは異なる外部のウェブサイトや怪しいリンクから、指示通りにアプリをダウンロードしてしまいます。アプリをインストールした段階では一見すると何何ともないように見えますが、裏で遠隔操作の準備が整っており、後日気づいた時には銀行口座から不正送金されているという恐ろしい結末を迎えることになります。
安全に対処する方法
絶対にやってはいけない行動
このような被害に遭わないために、読者の皆さんが絶対にやってはいけない行動は、SNSの広告や見知らぬリンクからアプリをダウンロードすることです。アプリは必ずAppleのApp StoreやGoogle Playなどの公式ストアからのみインストールするようにしてください。もし不審なアプリを入れてしまった可能性がある場合は、慌てずに機内モードにしてインターネット接続を遮断し、速やかにアプリをアンインストールしてください。そして、万が一被害に遭ってしまった場合や不審な点に気づいた場合は、直ちに警察(#9110)や消費生活センター、利用している金融機関へ連絡し相談してください。
まとめ
今回は、動画サービスを装った偽アプリによる不正送金被害について解説しました。犯人グループはあの手この手で人々の好奇心や油断につけ込んできます。「公式ではない怪しい場所からは絶対にアプリをダウンロードしない」という強い意識を持つことが、大切な財産を守るための最大の防御策となります。日頃からスマートフォンやインターネットの利用には十分注意し、安全なデジタルライフを心がけましょう。
※本記事は以下のサイトを参考に作成しています:https://news.yahoo.co.jp/articles/297fc335acd6a2c89443a9f9f210c5acea9baf3c