【偽アプリ・偽サポート】パソコンの警告画面に要注意!実在企業をかたる特殊詐欺の手口と対策
インターネットを利用している最中に、突然画面いっぱいにウイルス感染の警告が表示され、不安をあおられて指定された番号に電話をしてしまう被害が後を絶ちません。今回は、高知県土佐市で発生した偽アプリ・偽サポートによる特殊詐欺の事例をもとに、巧妙化する詐欺の手口と、私たちが日常で気をつけるべき対策について分かりやすく解説します。
詐欺の概要と注意喚起
2023年9月12日、高知県土佐市に住む70代の男性が、パソコンを使用中に突然画面にウイルス感染の警告と国際電話番号が表示されるというトラブルに見舞われました。表示された番号に電話をかけたところ、実在するソフトウェア会社をかたる男から片言の日本語で「パソコン内に口座情報が漏れている」と告げられ、不安につけ込まれた末に50万円をだまし取られる被害が発生しました。このように、パソコンの画面に突如現れる警告を利用して偽のサポートへ誘導し、金銭をだまし取る手口はサポート詐欺と呼ばれ、シニア層を中心に深刻な被害をもたらしています。
今回の詐欺情報のポイント
情報源に応じた要点
今回の事件の大きな特徴は、実在するソフトウェア会社を巧妙に騙ることで信用させ、巧みな話術でインターネット上での新規口座開設や不正な送金を行わせた点にあります。警察の発表によると、被害に遭った男性は犯人の指示に従ってインターネットで口座を新しく作り、「口座開設がうまくできているのか確認する」という名目で指定された口座へ50万円を振り込んでしまいました。実在の企業名を出されたとしても、突然の警告画面から表示された電話番号に連絡することは非常に危険であるという点が、今回の事件における最大の教訓と言えます。
詐欺の手口と特徴
詐欺サイトの共通点 / 手口の特徴
サポート詐欺の典型的な手口は、ウェブサイトを閲覧している最中に突然「ウイルスに感染しました」「システムが破損しています」といった警告音やポップアップ画面を表示させることです。画面には「今すぐサポートに連絡してください」というメッセージと共に、窓口の電話番号が大きく記載されています。犯人グループは焦った利用者が電話をかけてくると、もっともらしい専門用語を並べ立てて不安を極限まで高め、遠隔操作ソフトをインストールさせたり、今回のように新たな口座を作らせて送金させたりします。不安をあおって冷静な判断力を奪うことが、この手口の最も悪質な特徴です。
被害の流れと典型パターン
騙されるポイント
被害者が騙されてしまう典型的な流れは、まず予期せぬパソコンの警告画面に遭遇してパニックに陥るところから始まります。次に、表示された番号に電話をかけた際に応対する人物が、あたかも本物のサポート担当者であるかのように振る舞うため、被害者はすっかり信用してしまいます。「個人情報が漏洩している」「このままではパソコンが使えなくなる」といった緊急性の高い嘘を信じ込まされ、問題解決のためと信じて指示通りに行動してしまうのが、この詐欺の巧妙な罠です。「口座の確認」や「セキュリティ対策」を口実にした金銭の要求はすべて詐欺であると疑うことが重要です。
安全に対処する方法
絶対にやってはいけない行動
パソコンの画面に突如としてウイルス感染の警告が表示された際、画面に記載されている電話番号には絶対に電話しないことが何よりも大切です。また、相手から指示されても遠隔操作ソフトをダウンロードしたり、指定された口座へ振り込みを行ったりすることは絶対に避けてください。万が一、不審な電話番号に連絡してしまったり金銭を振り込んでしまった場合は、慌てずに最寄りの警察署や消費生活センターへ速やかに相談することが被害拡大を防ぐための具体的な行動となります。さらに、金融機関へ連絡して口座の利用停止措置をとることも忘れないようにしましょう。
まとめ
今回の高知県での事例のように、パソコンの画面を使った偽アプリ・偽サポートによる詐欺は、誰の身にも起こり得る身近な脅威となっています。突然の警告画面に驚かされた時ほど、深呼吸をして一度手を止める冷静さが身を守ります。インターネットやデジタル機器の利用に不安があるご家族やご友人柄にも、今回の手口を共有し、日頃から注意を呼びかけ合うことが大切です。不審な点があれば自己判断せず、必ず専門機関に相談する習慣をつけましょう。
※本記事は以下のサイトを参考に作成しています:https://news.yahoo.co.jp/articles/ed9e31c4e025206d0aabfed432fb25842ce199e5